聖火と国民の生命


聖火が各地をめぐっています。聖火でコロナの感染者が増加するリスクについて、政府から納得できる説明はありません。

Twitterを見ていても聖火とコロナに関するTweetは多いようです。命と五輪のどちらが大切なのかという疑問を国民の多くが感じています。

政府は、どのように感じているのでしょうか?




​​​​

1 聖火が始まった

執筆日時:

最終修正:

筆者:平児

聖火が始まった

平児は、聖火のそれぞれの走者には応援をしたいと思っている。でも、聖火でコロナの感染者が増加することは、やはり怖い。政府からは、コロナ感染者の拡大防止対策の効果について、納得できる説明がないからだ。

Twitterを見ていても聖火とコロナに関するTweetは多い。命と五輪のどちらが大切なのかという疑問を感じているのは、平児だけじゃないようだ。

コロナに関して、国会でこんな議論がされていた。

GoToで第三波を引き起こした安倍・菅政権が、今度は五輪で第四波を引き起こそうとしているのではないかと思われている中で、一方では医療機関を減らそうとしている。私たちの命と健康をどう思っているのだろうか。


​​​​

2 与党とか野党とかでなく、言っている内容で判断する

ここで、ひとつお断りしておく。平児は、これまでも言ってきたが、自民党は気持ちが悪いと思っている。また、SOGI(LGBTQ)差別の杉田水脈議員や、生活保護バッシングの片山さつき議員は嫌いだ。だけど、特に支持する政党があるわけではない。

政治を見るときは、偏見を持たずにその内容で見たいと思っている。このブログで政治家の意見を紹介するのも、政党ではなく内容で判断している。ただ、野党の方が真っ当なことを言っているので、どうしても野党の意見を多く紹介することになってしまうだけのことだ。

自民党が、紹介したいなと思うような発言をしてくれたら紹介するのだけれど。今まで見つけられないでいる。


​​​​

3 聖火には誰もが不安を感じている

報道を観ても、誰もが聖火に不安を感じているようだ。ざっと目についただけでも、聖火に危惧の念を表明する内容の記事は多い。

政府が五輪を推し進めようとしている中で、右翼の反発を恐れず、はっきりとご自身の考えを表明された黒木瞳さんに、平児は敬意を表したい。


​​​​

4 聖火をただちに止めろ

聖火も五輪も人が集まる以上、密状態は避けられない。集まった人たちも、時間帯によっては飲食店で飲食をするだろう。経済活動にはプラスかもしれないが、感染者数を増やすことは否定はできないだろう。

菅総理も小池知事も、聖火と五輪による感染者数の増加についての推定数を公表していない。また、感染対策の効果も不明なままだ。

仙台でも大阪でも感染者数の増加がみられる。このようななかで、聖火が通過したら、感染者が増加しないわけがない。このような状況下で、聖火はただちに中止するべきだ。